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ピックアップ特集

周りと差がつく!? マッサージの効果と方法 パート②


9月ももう終わり。気温の変化を感じるようになってきましたね。さて、前回に引き続き今回もセルフマッサージについてお話したいと思います。エステに行かなくともセルフで行う毎日の基本のケアとして取り入れるべく、フェイスマッサージについて勉強していきましょう。

セルフフェイスマッサージの注意するべきポイント6つ

1. 滑りをよくして、優しく軽やかに行いましょう

マッサージクリームや美容オイルなどを使用し、滑りをよくして行いましょう。持っていない場合は、しっとりこっくり系の保湿クリームで代用することもできます。途中、滑りが悪くなる前に量を足すことも大切です。摩擦によるお肌への負担は、肌トラブルの原因になることもあります。大切なのは、初めから最後まで優しく軽やかな滑りで行うことです。

2. 指全体でやさしく包み込むように、ゆっくりとしたテンポで行いましょう

4指全体を使い、やさしくゆっくりとお顔を包み込むように行いましょう。目の周りなどの繊細な部分は、中指と薬指の腹を使いましょう。人差し指は、よく使う指のために荒れていたり、自然と力が入ってしまうので、基本的には使いません。刺激が強いと、目元のシワや目の下のクマの原因になってしまうこともあります。脈拍と同じくらいの、ゆっくりとしたテンポで行うこともポイントです。

3. 基本は顔の中央から外側へ向かって

指を動かす基本の動作としては、全体通して下から上へ、部位ごとに顔の中央から外側に向かって、クルクルとらせんを描くように行いましょう。頬は、あご先から耳下腺、口角から耳の横、小鼻の横からこめかみまでというように、リンパの流れに沿って行いましょう。方向を間違うことで、老廃物を逆に溜めてしまい逆効果になりかねません。

4. 短い時間で、毎日習慣的に行うこと

週に1回念入りに行うフェイスマッサージよりも、短い時間でも毎日続ける方が効果的です。フェイスマッサージにかける時間は、顔全体で3~5分くらいで十分です。フェイスマッサージは、習慣にすることが大切なのです。

5. 肌荒れや炎症がある場合のマッサージは控えること

肌の炎症や肌荒れがある場合は、フェイスマッサージを控えましょう。炎症がひどい場合などは、まずは皮膚科などを受診して、治療することが大切です。軽い肌荒れや大人ニキビなどの場合でも、そのパーツは避けてフェイスマッサージしましょう。

6. クレンジングしながらのマッサージはNG

クレンジング剤を使用してのフェイスマッサージは基本的にNGです。クレンジングは、界面活性剤の力で、肌の角質層にある天然保湿因子(NMF)やセラミドを流してしまうリスクがあるからです。クレンジングは、あくまでもメイクや油汚れを落すもの。
ただし、ブランドやアイテムによっては、マッサージを推奨しているものもあります。

おすすめの剤型とその理由

マッサージクリーム

セルフフェイスマッサージの基本として、肌質を問わず使いやすいのがクリームです。指すべりが良く、柔らかなテクスチャーのものを選びましょう。バスタイムにマッサージする方のために洗い流せるタイプと、毎日のスキンケアの流れに組み込んでマッサージする方のためにふき取るタイプがあります。習慣に合わせて選びましょう。

美容オイル

乾燥肌や、肌のゴワつきや硬さが気になる方におすすめなのが美容オイルです。オイルを選ぶときは、配合されている美容成分や香り、ベースオイル(オリーブ油、ホホバ油など)を確認して、好みに合うものを選びましょう。オイルでのマッサージの後は、蒸しタオルでのふき取りがおすすめですが、もちろんティッシュオフもできます。その場合は、摩擦に注意してふき取りましょう。

普段使いのスキンケア

保湿美容液や保湿クリーム、リンクルクリーム等なら、つけるついでに手軽にセルフマッサージすることができます。マッサージしながらつけることで、浸透が高まり美容成分の効果を引き出し高めることができます。ただし、さっぱり軽いタイプの美容液や、浸透が早くて摩擦の刺激を感じるものは避けましょう。

簡単!基本マッサージとパーツマッサージ

①頬を顎先から耳下腺へ向かい、クルクル×3回
②頬を口角からアリキュラへ向かい、クルクル×3回
③頬を小鼻からこめかみへ向かい、クルクル×3回
④鼻の側面を、軽くすりおろす×2回
⑤口の周りは口角を引き上げる×2回
⑥小鼻をくるくる×2回
⑦小鼻の溝をくるくる×2回
⑧額全体を眉間からこめかみへ向かい、クルクル×2回
⑨目の周りは、目じりから鼻筋を通り上瞼のこめかみへ×2回
⑩最後にこめかみプッシュ

簡単なほうれい線のパーツマッサージ

~ほうれい線の溝を、目立ちにくくします。口角まであがって見えます~

①小鼻の横から頬骨の下を、耳の側面の頬骨の終わりまで、少しずつ位置をすらしながら、押し上げるように圧をかけます。

②頬骨の終わりまできたら、もう一度小鼻の横からくり返しましょう。痛気持ち良いくらいの力加減で行いましょう

③中指全体をほうれい線の溝にしっかり当てて、真横ではなく、やや上向きの外側に、ほうれい線のシワを伸ばすように押し広げていきます。

簡単な目周りのパーツマッサージ

~目の周りの、クマやくすみを明るくし、むくみをすっきりさせます~

①中指の腹で、目の下にある骨のふちを、目頭から目尻にかけて、少しずつ位置をずらしながら、軽い力で押していきます。目尻まできたら、最後にこめかみを軽く押します。これを3~4回ほど繰り返します。骨のふちを押す際、眼球を強く押さないようにしましょう

②中指と薬指の腹を下まぶたの目尻に当てます。目尻から目頭に向けて指をゆっくりすべらせます。そのまま鼻筋を通って、上まぶたの目頭から目尻まで指をすべらせます。これを、3~4回ほど繰り返します。目周りは皮膚が薄いので、気持ちいいと感じるくらいの優しい力加減で、ゆっくり指を滑らせていくのがポイントです

最後に

2回に渡りセルフマッサージについてお話してきましたが、いかがでしたか?
夏の終わりのこのタイミングはとても大切です。これから先、日々の小さな積み重ねが将来的に大きな差となって現れます。
難しく考えないで、まずはパーツマッサージからでも取り入れてみてはいかがでしょうか!

パート①はこちら!

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