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ピックアップ特集

夏にいいのはパウダーファンデ? リキッドファンデ?

今年もまた、肌にとって大敵の夏がやってきました。
肌悩みを引き起こす三大要因「乾燥」「紫外線」「加齢」ですが、夏は特に、「紫外線ピーク」「汗」「冷房」等の影響により、様々な肌悩みを引き起こします。さらに、長期的なマスク必須の生活が続き、マスク摩擦に加えて、夏特有のマスク蒸れが追い打ちをかけてきます。そんな肌環境を踏まえて、夏向きのスキンケアへ切り替えをされる方が大半だと思います。
最近では、「ファンデーションまでは肌を守るためのスキンケア」という考え方が浸透しています。なので、夏に最適なファンデーションを選び、気持ちよくつける事も大切です。ファンデーションをつけているときの悩みとして、「化粧が崩れる」「化粧すること自体避けたい」などが挙げられます。
そこで今日は、暑い夏でも快適なつけ心地で、朝つけたての肌が夕方まで持続できるように「夏のファンデーション選びとポイント」をお伝えします。

ファンデーションの5つの種類と特徴

ファンデーションは、基本的には、水分・油分・粉体の3つの素材で出来ており、その配合を変えることで、種類が決まります。それぞれに使用感や仕上がりに特徴があります。代表的には、パウダー・リキッド・クリーム・クッション・エマルジョンファンデーションの5種類。それぞれの特徴を知り、自分の肌のコンデションや、悩み、またシーズンに合わせて選択し使い分けることが出来ます。
ファンデーションの素材

パウダー
ファンデーション
顔料の粉体を細かく粉砕しオイル等でコーティングした、サラサラの固形ファンデ―ション。簡単につける事が出来、手軽に持ち運びができるので、化粧直しにも使えます。リキッドやクリームファンデーションの仕上げ用としても使えます。主に脂っぽい肌の方におすすめ。
リキッド
ファンデーション
肌にスーッと伸びてなじみ、溶け込むように密着し、毛穴やキメの荒さもカバーできる液体タイプ。シミやソバカス、肌のムラが気になる人、主に混合肌の人におすすめ。
クリーム
ファンデーション
リキッドファンデーションと比較すると、しっとりトロリとしたクリーム状のファンデーション。カバー力も保湿力も高く、主に乾燥肌の人におすすめ。
クッション
ファンデーション
リキッドファンデーションをスポンジタイプのクッションに染み込ませたもの。パウダーの手軽さと、リキッドのカバー力の両方を持っています。美容液成分を多く含んでいます。自然でツヤのある肌に仕上げたい人におすすめ。
エマルジョン
ファンデーション
リキッドファンデーションやクリームファンデーションをコンパクトタイプに固めたもの。持ち運びやすさとカバー力の高さの両方を兼ね備えており、乾燥肌や混合肌の人におすすめ。

夏のファンデーションに必要な3条件

1. 汗や皮脂に強く崩れにくい・マスクの摩擦や蒸れにも強いもの

夏の化粧崩れの主な原因は、汗や皮脂の過剰な分泌。汗や皮脂をはじき、固めて広げない効果があるものを選ぶ事で、あぶら取り紙やティッシで軽く抑えれば、汗と皮脂だけ取れてファンデーションはキレイなまま崩れません。汗や皮脂に強タイプは密着性も高いので、マスクのこすれにもよれず、マスク内で蒸れても崩れません。つけている間中美しい仕上がりを持続させ、紫外線防止効果を持続させます。

2. 紫外線防止効果が高く、持続するもの

夏は、紫外線エネルギー/量ともに年間最大。紫外線は日焼けやシミ悩みだけではなく、肌を乾燥させ、肌のしわハリ悩みを引き起こします。日焼け止めのスキンケアの場合は、日常生活でも、SPF30・PA+++は欲しいところ。屋外の外出やスポーツレジャー等の時には、SPF50・PA++++以上が理想です。ファンデーションの場合は仕上がりや化粧持ちを重要視したアイテムの為、ここまで高い指数は難しいのが現状ですが、意識して選びましょう。
指数は、日常やレジャー等、その日の生活パターンに合わせて使い分ける事がおすすめです。

3. さらっとべたつかないのに保湿効果が高いもの

暑い朝、つけるそばから汗をかく為、うまくつかない経験がある方も多いのでは?近年、夏処方のさらっとべたつかずひんやり気持ちよく使えるものも発売されています。半面、エアコンの効いた室内、夏の紫外線により肌は想像以上に乾燥します。使用感にこだわりながらも、夏でも保湿力の高いものを選びましょう

パウダーファンデーションのおすすめポイント

  • とにかく化粧崩れしたくない
  • さらっとした使用感が好き
  • 簡単に素早くつけたい
  • 朝も、化粧直しも一つのもので済ませたい
  • 素肌を生かし、透明感とツヤのある今風な肌作りにこだわりたい

という人には、簡単に素早く仕上げることが可能なパウダーファンデーションがおすすめ。暑い夏も気持ちよくつけられ、美しい仕上がりを叶えます。
汗や皮脂に強く化粧崩れしにくく、つけてから夕方まで8時間~10時間経過しても、朝のつけたての仕上がりが続くタイプを選びましょう。さらに粒子が細かく、スルーッとなめらに伸び、肌に密着するものを選ぶことで、暑い夏の肌を涼しげに見せ、自然に仕上げます。粒子が細かい程ナチュラルにツヤ感もプラスしてくれるので、立体感のある肌に仕上げる事が出来ます。
つける時ひんやり感があり、快適なタイプも発売しているので確認してみてください。

◆つけ方のポイント◆

基本的にはスポンジでつけます。ブラシでつけることで密着度がアップし透明感あふれる夏向きの肌作りができます。仕上がりの好みに合わせて、ツールを使い分けてみてはいかがでしょうか。汗や皮脂が気になる肌には、夏向きのひんやり感のあるアイテムを取り入れるなどしましょう。

リキッドファンデーションのおすすめのポイント

  • 汗や皮脂による崩れよりも、乾燥が気になる
  • Tゾーンはべたつくが、夏でも目元・口元など部分的に乾燥する
  • シミが気になり、パウダーファンデーションではカバーしきれない
  • パウダーファンデーションをつけると、かえって毛穴やしわが目立つような気がする
  • ハリ・ツヤのある肌に見せたい

という人はリキッドファンデーションがおすすめ。肌コンデションを選ばずフィット感が高い上にカバー力もあるので、トラブルの目立たない自然な肌に見せてくれます。「厚塗りに見せたくないけれど、肌悩みを目立たなくし、美しい肌に見せたい」そんな願いを叶えます。また、夏処方のリキッドは、汗や皮脂に強く崩れにくくなっています。ひとくちにリキッドタイプと言っても、使用感や仕上がりは幅広く、実際に試してみる事で使用感・仕上がり・化粧持ちともに、自分の好みやこだわりにピッタリ合わせられるはずです。

◆つけ方のポイント◆

全体につけた後、気になる部分にだけ重ね付けしましょう。トントントンと軽い力で重ねると、先につけたリキッドがよれずにうまくカバーできます。仕上げのおしろいで質感が変えられるのもポイント。ブラシでつければツヤのある立体的な仕上がりに、パフでたっぷりつければサラサラハーフマットの透明感のある仕上がりになります。夏はTゾーンにしっかりおしろいをつけることで崩れにくさUP!

最後に

いかがでしたか。
夏のメイク肌を快適に美しく過ごす為のファンデーション。肌環境や、悩み、なりたい仕上がりのイメージは、一人ひとり違います。パウダータイプ・リキッドタイプともにそれぞれの特徴があり、それぞれ夏処方タイプを選択すれば、きっとあなたの夏のニーズを満たしてくれるでしょう。夏を快適に過ごすには、使い終えてから切り替えるのでは遅いのです。先取りで情報収集し、早めに切えるのが賢い選択と言えるでしょう。

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