現代の生活においてスマホやパソコンは、仕事や勉強にはもちろん、コミュニケーションや日常生活に必要不可欠。その引き換えに…とも言えるのが「目の疲れ」。
スマホユーザーの70%が、慢性的な目の疲れ&目の疲れが日常生活に影響を及ぼすと感じているデータもあります。スマホやパソコンの画面を長時間見続けていると、目のピント調節を行っている毛様体筋が疲労し、目の疲れ・目元の肌の疲れを引き起こします。
コロナ禍で、マスク着用が必須の現状・・・
「マスクから見える目元」が、第一印象を100%決め、見た目の印象を大きく左右するのであれば、放っておけないのが「目元のケア」なのです!!
最低でも2つ以上は当てはまる、いや全部当てはまる方も多いのではないでしょうか?
上記のような「目の症状」があれば、見逃してはいけないのが「目元の肌の状態」です。
チェック項目が多数の場合・・・気づいたときにはスマホ老け顔なんてことに!?
そうなる前に目元の皮膚構造を知って、きちんと対策を行いましょう!
目元の皮膚が薄いのは誰もが知る事実。
顔の皮膚は平均すると2ミリ程度と言われていますが、目元の皮膚はその3分の1、なんと0.6ミリしかありません。
目元には皮脂腺や汗腺もほとんどない為、乾燥しやすく摩擦や紫外線のダメージを受けやすい部分です。
その上、まばたきを1分間に約20回、1日16時間起きているとして、約1万9200回繰り返しているために疲れやすいのですが、スマホ使用中は、まばたきが極端に減少するため、逆に疲れを促進します。
更に、アイメイクを落とすときのクレンジングの摩擦、乾燥や疲れで、ついつい目をこする癖がある等、数えればきりがないほどの影響刺激を受けているのです。そこにスマホによる目の酷使が加わる訳ですから大変です!!
スマホでお疲れ目元のクマは、俗に「青クマ」と呼ばれます。血行不良により、肌色を決める血液中の酸素やヘモグロビンの量が減少します。皮膚の薄い目元は肌の中の状態が透けて見え、青クマ悩みとなるわけです。
ズバリ血行促進です。
スマホの長時間使用で目が疲れると、ついつい目をこすってしまいがち。これが「茶くま」の原因。
“こする”という物理的刺激でメラニンが過剰に作られるため茶色いくすみとなります。また、長時間の使用による血行不良は、肌色を決める血液中の酸素やヘモグロビンの量が減少しくすんで見えます。室内やスマホ周りの湿度の低下で、うるおいが低下した肌は透明感が低下しくすんで見えます。
肌表面が乾燥すると、小じわが発生します。肌の内側では、肌の弾力を支えるバネの役割のエラスチン線維が変性し、コラーゲン線維の減少やゆるみが起こり、しわ・たるみとなります。また、目の周りを取り囲む眼輪筋が衰え、皮膚を支えきれなくなり、しわ・たるみとなります。
目の周りを取り囲む眼輪筋が衰え、血行不良やリンパの流れの悪化を招くことで水分や老廃物の回収が滞りむくみます。まれに、強く目をこすり過ぎることで、血管壁から水分が漏れむくみが起きることもあります。
眼輪筋ケアと血行促進です。
いかがでしたか?
マスクから見える目元の印象を、イキイキと美しく印象付けるためにも、総合的に目元のケアをしっかり習慣づけましょう。