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【解説】オイル美容Q&A


オイル美容はもはや常識。冬だけでなく、1年を通して使用する人が増えています。オイル美容は顔・ボディ・頭皮と目的・用途が多様。テクスチャーもサラサラ系からしっとり系まで使いやすいアイテムがたくさん揃っています。ここでは、美容オイルの効果からメリット、使用の注意点、おすすめアイテムまで詳しく解説していきます。

Q1 オイル美容って何?

A. スキンケアにオイルを使ったケアをプラスするお手入れ方法のことです。

Q2 オイルはなぜ肌に良いの?

A. 肌によくなじみ保湿しながら肌の皮脂バランスを整えてくれるため。
美容オイルは、不足してしまった皮脂の代わりに肌に素早く油分を補い、うるおいを保つ役割を果たします。オイルが細胞の隅々まで浸透し肌を柔らかくして、ハリのあるつややかな肌に整えてくれます。さらに抗酸化物質や必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルといった栄養素を含む有効成分がたっぷり含まれているので美肌にとてもいいのです。

Q3 オイル美容を始めるのに良いタイミングは?

A.皮脂コンディションが乱れ始める30代からが始め時です。
皮脂の分泌量は30代から徐々に減少し、40代以降は急激に減少します。そうなると乳液やクリームだけでは美肌を保つことができなくなってきます。このタイミングがオイル美容の始め時です。

Q4 オイル美容のメリットは?

A.オイル美容の6つのメリット

1. バリア機能を高め外的刺激から肌を守ります

顔は紫外線・空気の乾燥・花粉・摩擦などの外からの刺激の影響を受けやすいため、トラブルが出やすいのが特徴です。オイルの油膜でフタをすれば、外的刺激に直接触れないため、ダメージを最小限に抑えることができます。

2. 肌が柔らかくなる

靴やバッグをオイルでケアすると柔らかくなるのと同様に、肌もオイルを浸透させると柔らかくなります。触り心地もなめらかで、見た目もキメの整った毛穴の目立たない肌に。

3. 肌に必要な油分を補える

肌は水分と油分をバランスよく分泌して美肌を保っています。しかし、加齢に伴い水分も油分も減少し乾燥が気になってきます。オイルで肌の油分を補って乾燥を防ぎます。

4. 化粧品の浸透をよくする

オイルは肌へのなじみが良いため、肌を柔らかくして後に使う化粧品の浸透をよくしてくれます。有効成分が肌の奥まで届き、化粧品の効果を高めます。

5. オイルに含まれる有効な美容成分

美肌に効く有効成分を含んでいます。オイルを選ぶ際には、肌タイプや悩みに合わせて、有効美容成分が配合されているものを選ぶと良いでしょう。

6. 肌に不要な界面活性剤を含まないものが多い

乳液やクリームのように乳化する必要がないので界面活性剤を使わずにブレンドすることができるので刺激になりにくく肌に優しいです。

Q5 オイル美容の注意点は?

A.以下の3つを注意しましょう。

使用量・つける部位に注意

とくに皮脂の分泌が多いTゾーンにつけすぎると、べたつき、化粧崩れしやすくなります。Tゾーンは少なめに、目元や口元は多めにつけるなど、部位ごとに加減すると良いでしょう。

オイルの選び方に注意

オイルの種類やテクスチャーも様々。肌質や肌状態に合わせて選びましょう。
油分の分泌量が多い10~20代や脂性タイプの肌にはオレイン酸を含むオイルを使うと、アクネ菌の餌となりニキビを悪化させてしまう場合もあります。ニキビにはホホバオイルなどの皮脂バランスを整える作用のあるオイルを選ぶと◎。

使用期限・保存方法に注意

使用期限が過ぎたオイルは酸化して肌の刺激となり、シミやニキビなどの肌トラブルの原因となりかねません。開封前・開封後にかかわらず「高温多湿」「温度変化が激しい」「直射日光が当たる」などの場所は避けて保存することが大切です。

Q6 オイルの種類は?

A.代表的なオイル5つをご紹介。

ホホバオイル

肌への親和性や安定性が高い、最もスタンダードなオイル。ベタつかないサラッとした使用感が特徴で、マッサージオイルにも最適。高い抗酸化力を持っているので、酸化にも強く安定性も抜群です。皮脂のバランスを整えて、乾燥などの肌トラブルを防ぎ肌本来の健やかさに導いてくれます。

スクワランオイル

アイザメなどの深海ザメの肝油から抽出される、「スクワレン」からつくられたオイル。無色透明で肌なじみが良く、皮脂膜を作るのに欠かせない成分で、保湿効果、バリア機能を高める働きがあります。

アルガンオイル

モロッコ南西部に生息するアルガンツリーの実が原料です。大量の実か少ししか取れない黄金色をした希少なオイルです。高濃度のオレイン酸やリノール酸、ビタミンEを含み、抗酸化作用や抗炎症作用がありエイジングケアに◎。しっとりなめらかな感触で浸透力が高く、ふっくらとした柔らかな肌に整えます。※年齢に応じたケアのこと

ローズヒップオイル

1キロの野バラの種子からわずか3グラム程度しか抽出できない希少なオイル。ローズヒップオイルにはビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化作用の高いビタミンが多く含まれており、高い保湿効果と美白効果、エイジングケアが期待できます。※年齢に応じたケアのこと

アーモンドオイル

アーモンドの種子から採取されるオイルです。リーズナブルで使いやすく万能。肌に馴染みやすいオレイン酸が豊富に含まれているため、肌を柔らかくなめらかに整えてくれます。刺激が少なく敏感肌や赤ちゃん、日焼け後の肌にも使うことができます。

Q7 効果的な使い方を教えて!

A.

化粧水の前のブースターとして

洗顔直後、顔全体に伸ばすブースター的な使い方がおすすめ。肌を柔らかくほぐしてくれるので後につける化粧水の浸透がアップします。

お手入れの最後にプラス

朝晩のお手入れの一番最後に、顔全体に伸ばします。オイルでラッピングすることで、うるおいをしっかり閉じ込め保湿力がアップします。

手持ちの化粧品にブレンド

いつもの化粧水や乳液、ボディクリームなどに1~2滴混ぜると保湿力がアップします。
また、リキッドファンデーションやクリームファンデーションに1滴加えると伸びが良くなりツヤも出て夕方まで乾かず美しさが続きます。

マッサージオイルとして

オイルでマッサージすると、指のすべりが良く肌への摩擦が軽減されます。巡りが良くなるだけではなく、ハリツヤが出たり、オイルに含まれる栄養分が肌にしっかり届けられるので、効果抜群です。

頭皮マッサージ用として

頭皮の毛穴に詰まった汚れや皮脂をオイルで浮かせて頭皮クレンジング。指の腹を使ってらせんを描くように揉み込み、その後、シャンプーして洗い流します。頭皮環境が良くなり抜け毛予防にも◎。

ボディケアオイルとして

入浴後の保湿ケアは乾く隙を与えないのがポイント。バスルームから出る直前、まだ水滴が残っている状態の肌になじませ、その後タオルでそっと抑えるように水気を拭き取れば、ツルツルしっとりのなめらかボディに。

Q8 おすすめのアイテムを教えて!

メルヴィータ ビオオイル アルガンオイル 50ml/4,290円

出典:メルヴィータ

100%自然由来、認証オーガニック。洗顔後すぐの肌に使うことで、保水力に富んだアルガンオイルが化粧水、クリームのうるおいをギュッと抱え込むブースターの役割をし、驚くほどモチモチの美肌へ導きます。アルガンオイルに含まれるオレイン酸、リノール酸やステロールなどの美肌成分が、キメの整ったふっくらとしたハリ肌へと導きます。ボディにヘアに、全身のケアに使えるベストセラーオイルです。

トリロジー ローズヒップ オイル 20ml/4,378円

出典:トリロジー

種からボトル充填まで全工程が国際オーガニック認定。80%以上の必須脂肪酸(EFA)を含むこの微細なオイルは、肌にすばやくなじみます。肌とよく似たpH値で肌の弾力と抵抗力をサポートします。疲れた肌、たるんだ肌、ストレスを受けたダメージ肌に活気を与え調子を整えます。

ディオール カプチュール ユース インテンス R オイル 30g/13,200円

出典:ディオール

オイルの栄養をすみやかに浸透させるセラム状オイル。アルガンオイルとタマヌオイルが、脂質の生成を促してバリア機能を強化。肌の抗酸化力を高めてエイジングサインを感じない素肌を保ちます。しっとりと栄養分に満たされた、いきいきとした肌へ導きます。

ミノン アミノモイスト エイジングケア オイル 20ml

出典:ミノン アミノモイスト

アミノ酸系オイル配合の美容液オイル。セラミドと似た働きを持ち、角質層のすみずみまで浸透しバリア機能を高めます。乳液やクリームと混ぜて使うのがおすすめ。かたくしぼんだ肌をふっくらと柔らかいハリ肌へ導きます。ドラッグストアで購入できてコスパも◎。

最後に

オイル美容に興味はあるけどまだ使ったことのないという人の疑問をまるごと解説しました。肌だけではなく頭皮やボディに取り入れることができます。マルチにケアできるオイル美容で美肌の底上げを目指しませんか!

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