化粧水はスキンケアの要となるアイテムです。でもその化粧水、普段何となくつけていませんか?
化粧水ランキングやクチコミなどを参考に、自分に合った化粧水を選んでも、使い方次第では期待した効果を実感することはできません。正しい使い方をマスターし、日々続けることで、その化粧水の持っている効果を最大限発揮させることができるのです。
そこで今日は、基本の使い方から、美容のプロ、美容部員さんが行っているこだわりの使い方も伝授しちゃいます!ぜひ、参考にしてくださいね。
一般的に“化粧水”と呼ばれるものはこのタイプです。肌に水分や保湿成分を補い、柔軟で潤いのある肌を保ちます。
肌に水分や保湿成分を補う他に、毛穴を引き締める(収れん作用)をもっています。さっぱりとした使用感で皮脂分泌を抑制し、化粧崩れを防ぎます。
コットンを使って、余分な角質を取り除いたり、クレンジングのふき取りとして使います。
今回は保湿(柔軟)化粧水の使い方をご紹介します。
基本的には、能書や美容部員さんのアドバイスが優先です。ここでは、一般的な基本の使い方(手でつける)をご紹介します。みなさんの使い方と比べてみましょう。
❶手のひらに500円硬貨大の化粧水をとり両手のひら全体に広げます。
❷最初は両頬に。顔の中心から外側へ向かい、手のひらで顔を包み込み、大きく円を描くように優しくなじませます。
❸次に額。手のひらで額の丸みをとらえ、優しくなじませます。
❹目元や口元などお肌が薄くデリケートなパーツは、中指か薬指の腹で、軽~く押さえるようになじませます。まぶたは、指を横にして、アイマスクの要領で、包み込んであげると良いでしょう。鼻、顎、フェイスラインも忘れないようになじませましょう。
❺物足りなさを感じたら、500円硬貨大の半分の量を足して、同じ流れを繰り返すか、物足りなさを感じる部分に足します。肌に吸いつく感覚、もっちり感があればOKです。
適量を使うべきと分かっていても、ついつい減らしがちな人多いですよね。化粧水の量が足りなくて、十分に保湿ができないと、優秀なアイテムの効果を引き出せなくなります。
目尻の凹、小鼻の凹。口角の凹。こめかみの凹。顔には、無数の凹があり、一人ひとり違います。凹まで届いていないと、乾燥してくすみや影となり、老け見えの原因になります。
首から胸元にかけてのデコルテラインは肌の老化が進むリスクの高いパーツです。顔と同じく、常に外的刺激にさらされ、顔よりも皮脂が少なく乾燥しやすいのです。500円硬貨大を足し、優しい力でつけましょう。
5分以内は肌が受け入れ態勢を整えているベストなタイミングです。過ぎてしまうと肌が乾き固くなり、なじみや浸透が悪くなります。化粧水を洗面所に置いておくと良さそうですね。
肌は毎日変わります。洗顔前と後には顔を包み込むように触れて確認しています。化粧水は2タイプ常備し、その日によって使い分けています。また、使う量も毎回違います。手のひらや指先が、吸盤みたいに肌に吸い付くのがOKの合図です。
適量を一度に取ると、指の隙間からこぼれたり、なじむのに時間がかかって、ぬるぬる感じたりすることはありませんか?適量を数回に分けてとると、結果的に多めに使う日もありますが、なじんでいく様子や、うるおった合図がわかり、結果的に肌の調子が整いますよ。
美容部員はローションマスクが大好きです。市販のものも良いですが、使い慣れた化粧水でOK。ローションマスクやコットンにたっぷり含ませて、10分ほどゆったりと贅沢な時間を過ごします。いつもの化粧水なのにまるで美容液をつけたような肌になれますよ。
いかがでしたか?
化粧水が持つ効果を最大限に生かすのは、基本を押さえながら、良いと言われる情報を取り入れて、毎日積み重ねることです。美容のプロの使い方もやってみたくなりますよね。何か一つでも取り入れて、より美しい肌を手に入れてくださいね!