最近、マスクを外しふと鏡を見たときに、「フェイスラインがたるんでいる!?」と感じることありませんか?
そのたるみ、実は頭皮からきているのかもしれません。顔のたるみは、顔の筋肉や皮膚の衰えだけではなく、頭皮のたるみが原因の可能性もあるのです。肌のケアはきちんとしていても、意外と見落としがちなのが頭皮ケアではないでしょうか。
顔と頭は一枚の皮膚で繋がっています。
頭皮が1mmたるむと、顔が1cmたるむと言われるほど、頭皮と顔のたるみは密接な関係にあります。頭皮がたるんでくると、その皮膚の行き先は、当然顔の方へと下がるしかないのです。
頭皮のたるみは、自分の目で確認することはできませんが、額のシワが気になったり、瞼や目尻などのたるみを感じたら頭皮もたるんでいると考えられるでしょう。
主に紫外線、加齢、血行不良、筋膜・筋肉の緊張などが考えられます。
頭皮は体のどこよりも紫外線を多く浴びています。
紫外線A波は、表皮を越え真皮に到達し、エラスチンやコラーゲンなど弾力の繊維に影響を及ぼすため、たるみやすくなります。
加齢により、弾力の低下や筋力の低下が起こるため、たるみやすくなります。
頭皮は、常に外気にさらされて刺激を受け、血行不良になりがちです。
血流が低下し細胞に栄養分や酸素が届きにくくなると、健康なハリのある頭皮が作られにくくなるため、たるみやすくなります。
ストレスにより、頭の筋肉や筋膜が緊張します。
頭と顔は筋肉や筋膜でつながっているので、頭がこると顔の筋肉を引き上げる力が弱くなり、たるみを引き起こします。
チェックがたくさんついてしまった人は、早速頭皮ケアを取り入れましょう。
毎日のシャンプーで頭皮の状態に差が出ます。基本のシャンプーの仕方を確認してみましょう。
ブラッシングは大切なファーストステップ。大きめのブラシを使い、優しく丁寧に行いましょう。
からまった毛先がほどけ、頭皮の汚れを浮き立たせます。髪の流れが整っていると、髪がからまりにくく、シャンプーやトリートメントのなじみがよくなります。
シャンプー剤をつける前に、髪全体をまんべんなくゆっくりと湿らすように洗い流し、髪についたほこりや頭皮の皮脂汚れを落としていきます。これだけで約7割程度の髪の汚れが落とせます。予洗いすることでシャンプーがしっかり泡立ち、髪への摩擦が起こりにくくなります。
頭皮のほこりや皮脂汚れを洗い落とします。指の腹を使い、優しくマッサージするように洗いましょう。まずは、前の生え際から後ろに向かって、次に、頭を下に向けて、後ろから前に。サイドの耳の周りも入念に洗いましょう。
シャンプーを丁寧に洗い流したら、軽く水分を取り除き、リンスまたはトリートメントをします。
まずは毛先に、次に髪全体になじませます。頭皮にはなるべくつかないよう、髪の毛を中心に塗布してください。
生え際やうなじ周辺は、特に念入りにすすぎましょう。
おすすめは炭酸シャンプー。
炭酸の泡が頭皮に浸透することで、毛穴に詰まった皮脂や、本来剥がれ落ちるべき皮膚をすっきり洗います。炭酸により血行促進もできるため、頭皮環境が整います。
炭酸シャンプーブームの先駆け的存在。
高濃度5,000ppmの炭酸泡を使用し、頭皮や髪にやさしいアミノ酸系の洗浄成分が頭皮の汚れや皮脂をすっきりオフ。保湿成分のアルガンオイルやバオバブオイル、クプアスオイルなどこだわりの植物オイル配合でうるおいを保ち、健やかな頭皮環境に整えます。
ドラッグストアなどで気軽に買えるのが魅力。炭酸シャンプーが初めてという方には手軽でおすすめです。きめ細かい炭酸泡は髪なじみがよく、補修成分セラミドS配合で、うねりのないまとまったツヤ髪へ。
頭皮用美容液をつけましょう。
保湿やエイジングケア成分入りを選ぶことで、頭皮環境を整え、年齢とともに弱ってくる代謝や血行をサポートしてくれます。夜のお風呂上がりやタオルドライをした後、すぐにつけるのがおすすめ。頭皮が濡れていて毛穴が開いた状態なので、より浸透しやすくなります。
植物エキスにより頭皮を柔らかくしてくれるジェル状美容液です。保湿成分が頭皮に潤いを与え、乾燥によるフケや痒みも防いでくれます。ミントやハッカの香りが爽やかでひんやり心地よく、頭皮のにおいが気になる季節にもおすすめ。
潤い成分のセラミドやユーカリエキスを配合した頭皮用ローションです。敏感な頭皮をケアして、潤いのある健やかな頭皮に育てます。ノンオイリー処方のさらっとしたローションタイプで、頭皮にやさしくなじみ、髪のベタつきも気になりません。
〈頭皮用美容液を使った簡単頭皮マッサージ〉
防水機能付きでお風呂時間に有効活用。頭皮と筋肉をぐっとつかみ、毎分約57,600回もの刺激で心地よくケアします。頭皮の汚れをかき出し&しっかり揉みほぐします。1台でヘッドスパ&フェイスケアもできる優れもの。
クチコミでも大人気のアイテム、ウカのscalp brush kenzan。
好みの硬さが選べて価格もお手頃です。シャンプー時に使えば、サロンでシャンプーしてもらったかのような心地よさが体感できます。
顔のたるみを感じたら頭皮ケアの始め時です。
自分でケアする前に、ヘアサロンのヘッドスパを受けてみて、頭皮ケアの魅力を知るのもセルフケアを始めるきっかけになるかもしれませんね!