昨今のスキンケアは、例えば化粧水や乳液一つとっても、多くのメーカーからいくつものブランドラインが発売されており、さらに「しっとりタイプ・さっぱりタイプ」「Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」のように分かれていて、さまざまなタイプの中から、自分自身に合わせてカスタマイズして選べる時代。 しかも、できるだけシンプルに効果的に実感できるものが良い!と願うのはあたり前で、そういった効果的ないわゆる「基本ケア」がとても充実しています。 そんな時代、美容液って必要なの??興味を持ちながらも手を出さずにいる人…多いのでは? でも、美容液って高価だし、種類も本当に多いし、どれを選んでどう使えばわからない。そんな人も多いはず。 すでに美容液を使っている人でも、本当に自分に必要なのか、効果が出ているのか、疑問に感じながら使い続けている人もいるかも。 ここでは、美容液って必要?をテーマに、使うのであれば自分の肌に必要なものを、きちんと理解して正しく使い、効果を感じられるように一緒に考えていきましょう! 目次 * 美容液ってそもそも何? * 美容液の種類と役割 * 美容液の選び方のポイント * 自分に合わせた効果的な使い方 美容液ってそもそも何? 美容液とは、美容成分が高配合されているものであり、朝晩の基本のスキンケアにプラスして、自分のなりたい理想の肌に向けてのプラスワンの特別なアイテムと言って良いでしょう。 しかし、その成分や配合量についてまでは、明確に定義・義務付けられているわけではないので、メーカー・ブランドによって自由に美容液と表示できるのも事実。その為、どのような成分がどれくらい入っているのか、自分自身で確認し理解した上で選び、使用することが大切です。 美容液の種類と役割 まずは、自分の肌の悩みや、なりたい理想の肌に対して、効果的な保湿成分や美容成分が高濃度に配合されている事が大切です。そのうえで、有効成分が肌の奥深く(角層まで)の効かせたい場所まで浸透することです。 美容液の種類は大きく5つ。 1.保湿美容液 保湿に特化した美容液です。 実は、肌の悩みやエイジングは、肌が乾燥してしまうことが始まり。悩みがなく現状満足な人でも、保湿美容液は予防ケアとして先回りで取り入れることをおすすめ。 2.美白美容液 日焼けによるシミそばかすを防ぐことに特化した美容液です。 過剰なメラニンの生成を抑制し正常に整えます。全体用や特に気になる部分への集中用などがあります。美白美容液は、医薬部外品として販売が義務付けられています。 3.ハリ・しわ美容液 主に紫外線や加齢の影響によるハリのなさ・しわの目立ちに特化した美容液です。 ハリとしわは、専門的には原因や対策が違うのですが、乾燥から始まり、肌内部の弾力線維の機能低下や減少により起こるため、一緒に考えて選んでもよいでしょう。 全体用と特に気になる部分用への集中用があります。 4.エイジング美容液 シミや、はり・しわ悩み、肌の生まれ変わりの低下による不調など、肌のエイジングサインに特化した美容液です。 複合的な肌の悩みに対して、総合的に効果を感じたい方におすすめ。いつ頃から始めるか、他の美容液と併用したほうが良いのか等考えてしまいますが、基本的には明確な悩みはある場合は、悩みに対する美容液を優先的に使用し、年齢のサインを感じたり、総合的にマルチにケアしたい場合に取り入れると良いでしょう。 5.土台・導入美容液 洗顔後、化粧水の前に、肌を土台から高め、その後のスキンケアの浸透や効果を高める美容液のことです。 最近では「肌を土台から高める・肌を土台から引き上げる」効果の美容液が注目され売れています。肌の悩みがなくても、せっかく使用している化粧品の効果を引き上げてくれるわけですから、保湿美容液同様に、肌悩みがなくてもおすすめです。 美容液の選び方のポイント * 有効成分を確認して。 * 有効成分の配合量にも着目して。 * 好きなテクスチャーのもの。 * 無理なく継続できる金額で。 厚生労働省が認可した有効成分は簡単に調べることができます。 有効成分の配合量も大切で、最大何%まで配合できるかが決められています。半面、ほんの少量しか配合していなくても表示することができるため、比べて確認することも必要。その上で金額に納得購入できるのか、無理なくリピート使用できる金額なのかもポイント。 また、スキンケアにおいて、テクスチャーの好みも重要。店頭では手の甲でのテクスチャー確認しかできないため、サンプルをもらい、毎日のスキンケアに組み入れて顔で試して納得の上、購入するのがおすすめです。 効果的な使い方 基本のステップは、クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→乳液です。 油分の多いものが後になるので、基本的には化粧水と乳液の間。土台や導入美容液は化粧水の前。クリームタイプの美容液は、乳液の後です。複数の美容液を使うときも基本的には、油分の少ない美容液が先です。能書をよく読んで確認し、正しい順番で定められた量を、朝晩、毎日です。肌を包み込むようにハンドプレスして、有効成分を必要な場所に届けて効かせましょう。 1本使い終わるころ、なんとなくの効果を感じたら、迷わずリピートして、せめて3ケ月は継続して様子を見ましょう。 最後に いかがでしたか? 基礎化粧品の中でも、基本のケアと美容液では、それぞれに異なる大切な役割を持っています。美容液は大切な特別なケアです。選ぶ目線をしっかり持ち、効果的な使い方で、悩みのない理想の肌や、エイジングに左右されない美肌を手に入れましょう。
続きを読む
1年で最も過酷な冬の肌環境。寒冷・乾燥・暖房・・・ 冬の肌を取り巻く環境は、毎年容赦なく訪れる。肌にとっての万病のもとは「乾燥」。 冬になると、乾燥して肌がボロボロになるのは仕方ないとあきらめの境地の人も、今年こそ、乾燥知らずの健やかな冬を過ごしたいですね! 冬、肌は老化する。老化に興味・関心のない若い世代から意識することが「未来肌」へ繋がります。 目次 * 冬の乾燥の4大悪循環 * 冬のお手入れのポイント * お手入れ以外でのポイント 冬の乾燥の4大悪循環 ➀寒冷による気温の低下→皮膚温の低下→血行不良→乾燥 気温が低下すると皮膚温が低下し、血管を収縮させて体の熱を逃さないように防御反応が働きます。結果血行不良のため、肌の生まれ変わりに必要な栄養・酸素などの供給が十分でなくなり、健康な細胞が生み出さにくくなる為、肌表面の保水と保湿の力が低下し、肌が乾燥します。 ➁寒冷よる気温の低下→皮膚温の低下→皮脂分泌の低下→乾燥 気温が低下すると皮膚温が低下し、皮脂の分泌量が減少します。 もともと皮脂は肌表面を覆って水分の蒸散を防ぎ、外部の刺激から肌を守っているため、皮脂が不足する事で肌は乾燥します。 ➂暖房→湿度の低下→乾燥 肌にとって理想とされている湿度は、60%~70%くらい。冬の湿度は、平均で55%、最低では16%以下ということもあるそうです。ただでさえ湿度の低い中、暖房を入れる事で毎日16%の湿度で過ごしているようなもの。室内温度が上がると、湿度は反比例して低下し、まるで洗濯物が乾くように、肌表面は乾燥します。 (参考:気象庁ホームページより) ➃寒さのストレスや生活リズムの乱れ→自律神経の乱れ→血行不良→乾燥 寒さをストレスと感じる人、年末年始の忙しさ、今年は自粛ですが忘年会やクリスマスなどでの暴飲暴食が、自律神経のバランスを崩し結果血行が悪くなる為、肌の生まれ変わりのサイクルが乱れ肌が乾燥します。 数え上げればキリがない冬の過酷な環境による肌の乾燥 乾燥した肌は、バリア機能が低下して乾燥の悪循環をもたらす為、化粧のりの悪さ・しわの発生・ハリ弾力の低下等、さまざまな肌トラブルのもととなり老化を促進します。 一度トラブルを起こしてしまうと、なかなか元の肌には戻れないのが悲しい事実。 冬のお手入れのポイント とにかく保水と保湿にこだわりましょう。 いつもの化粧水と乳液を、より効果の高いしっとりタイプに切り替え、朝晩たっぷりとつけましょう。肌が乾燥していると浸透しにくい事もある為、数回に分けてつけたり、特に乾燥しやすい部分は重ね付けをおすすめ。 コートを1枚羽織るように、保湿美容液や保湿クリームを重ねましょう。 いつもは美容液やクリームを使用していない人でも、せめていずれか1品の使用を。 特にクリームタイプの美容液は、保湿効果が高いうえに、肌をしっとり柔軟にしてくれるので、即時的に肌の見た目を変化させます。乾燥の改善効果も高いです。 クレンジングはなじませる時間に、洗顔は洗い流す水の温度にこだわりましょう。 メイクの汚れを落とすクレンジングは、成分や処方的に早く済ませるのが大切。肌が乾燥するからマッサージも兼ねてクレンジング…なんてもってのほか。肌が動かない程度の優しい力で手早く済ませましょう。 洗顔の洗い流しに、お湯を使う季節。ついつい温度が高くなっていませんか。温度が高いと刺激になるばかりではなく、肌をより乾燥させてしまいます。洗い流すお湯の温度は人肌程度で。よく泡立てて洗いましょう。 その他のポイント ファンデーションは肌を守るスキンケア。 ファンデーションをつけないで外出したり、暖房の効いた室内にいるのは無防備。良いファンデーションには保湿やハリの成分が配合され、スキンケアとの相乗効果で日中の乾燥から守ってくれます。 冬こそマッサージ。 マッサージは即時的に血行を促進し血流量をアップさせます。豊富な血流は肌の生まれ変わりに必要な栄養・酸素を抱え込み、健康な細胞を生み出します。 お風呂から上がったら、即スキンケア。 肌がまだしっとり柔らかいうちにスキンケアするほうが、肌へのなじみと浸透が良い為効果が期待できます。 最後に いかがでしたか? とにかく、乾燥を未然に防ぐことです。既に乾燥しても、小さな乾燥のうちにスイッチを入れることが大切。ポイントを1つでも2つでも取り入れ、冬でも乾燥知らずの美肌で過ごしたいものですね!
続きを読む
マスクの中の肌・・・ファンデーションつける派?それともつけない派?いやいや…ファンデーションはつけましょう。ファンデーションをつける事は、肌を美しく見せるという本来の目的だけではなく、マスクから肌を守るという、マスク時代ならではの大きな役割もあるんです。今だからこそ大切なファンデーション。 なぜファンデーションつけないの?・・って聞いたらきっとあなたの答えは、「こすれてマスクにつくから。」「つけてもどうせ崩れるから。」「マスクで隠れて見えないから。」 こんな感じでしょうか・・・? そんなあなたも納得の、「マスク生活のベースメイク」のポイントを3つ挙げてみました。 ポイント① メイク前のスキンケア いつものスキンケアを、よりしっかり浸透させ、丁寧になじませる事で、肌表面を滑らかに整えることが大切。肌のきめが整うから、ファンデーションのムラづきを抑えて、化粧崩れ防止になります。時間がない時は、肌表面を軽くティッシュで押さえて余分な油分やべたつきを整えてみてね。 ポイント② 下地とファンデーション選び 崩れないタイプでなければ、意味がない。それくらいファンデーション市場は崩れないタイプのファンデーションが人気。各メーカーが、仕上がりの美しさと化粧持ちの両方を叶えるファンデーションを発売し、今もなお進化中。崩れないファンデーションは肌への密着性が高い為、マスクにつきにくく汗や皮脂と混ざらず持続性が高い為、崩れません。また、肌とシンクロしているため、おしゃべりやマスクのつけ外しなどの摩擦にも強いんです。 市場で人気の崩れないタイプの下地とファンデーション、チエックしてみてね。 ポイント③ おしろいはマスト 毛穴レスなサラサラな肌、艶のあるハリ肌になれるイメージのおしろいは、マスク時代のベースメイクの仕上げのマストアイテム。おしろいの粒子は、そもそもサラサラで、ツルツルなのでマスクの摩擦に強く、マスク内の蒸れにも崩れません。より納得の崩れにくい肌が叶います。 最後に マスクをつける生活は、いつまで続くのか予測できません。季節や、肌の状態によってポイントも変化しますが、最近では、冬は暖房のきいた部屋で皮脂分泌も少なくなるし、夏は外では汗皮脂が活発でも部屋の中では冷房が効いて乾燥も気になります。そういう意味では、1年を通じての3つのポイントと考えて取り入れてみてはいかがでしょうか!
続きを読む
マスクから見えるのは、目と眉のみ。マスクにかくれて、顔の半分は見えないため、視線が集中するパーツ。 しかし、侮れないのは、見える部分で見えない部分までも想像してしまうという事実。 だから、油断は禁物!!そこで・・・頑張った感を見せずして、”誰でも簡単・キレイ”を叶えるマスクメイクのポイントを教えちゃいます! ★目元編 ~アイシャドウの色選び~ 目元を明るく、表情をイキイキ見せるには、アイシャドウの色選びが大切。ピンク系、パープル系、イエローゴールド系…。さらにポイントとなるのは、自分の肌色のベースに合わせて選ぶこと。 例えば黄みのある肌と、青みのある肌では、同じピンクでも似合う色が違うよ!黄みよりのイエローベースの肌には…サーモンピンク・コーラルピンクなど。青みよりのブルーベースの肌には…桜ピンク・ローズピンクなど。 自分の肌に合う色を選んで、夕方まで、明るくイキイキとした目元を! ~アイライナーの色とつけ方~ くっきりした目元と、明るくイキイキした印象を両立させるには、ブラックよりも、頑張りすぎないブラウンが旬。ブラウンで、まつ毛とまつ毛の隙間を埋めるように入れてみて。カラーアイライナーもおすすめ。 アイシャドーパレットのダークカラーでも代用できます!ブラックにこだわるあなたは、綿棒やチップでぼかすことをお忘れなく。 ~マスカラのつけ方~ マスカラの前のカールがポイント。まつ毛の根元が見えるようにくっきりカールして。マスカラも根元にしっかりつけてから、毛先に向けて、スーっと抜くと自然なのにより印象的な目元に。 下まつげにつけるのも忘れないでね!目の印象が1.3倍になるよ。 マスクの中から目元に向かい蒸気がかかることもあるので、汗に強いタイプを選ぶこともおすすめ。 ~目元の応用編・目周りの肌色にもひと手間~ 目の下は、アイシャドウの粉が落ちてくすむことも。コンシーラーやファンデーションの後にはおしろいで肌表面をサラサラに整えておくことがポイント。1日中くまやくすみが目立たないように明るく整えて。 ★眉編 ~色選びと描き方~ マスクで顔の大半が隠れていても、もともと眉は、感情が伝わる重要なパーツ。筋肉の動きで感情が伝わるため、眉弓筋や眉山の位置を活かしながらすっきりと描きましょう。 毛流れを整えてから、毛がない部分に1本1本眉毛を足すように描くのがポイント。髪の色や眉毛の色となじむ色を選んでね。描き足したラインが残らないように、グラデーションすることをお忘れなく。 ~眉の応用編~ 眼鏡をかける場合は、眉と眼鏡のフレームの形に合わせて描くのもポイントだよ! 最後に 「目は口ほどのものを言う。」よく聞くセリフですが、マスク時代のメイクだからこそ、目と眉の印象…つまり、アイシャドウ・アイブロウ選びとつけ方がコミュニケーションや印象を左右します。まだまだ続くマスク生活。マスクの色にもこだわり、メイクとの統一感で遊んでみても楽しいかも!
続きを読む
でも、ちょっと待って。 毛穴は肌の正常な機能のために、必要不可欠。肌のうるおいを守ったり、花粉・PM2.5・黄砂等の刺激物質から肌を守ったり、汗や皮脂などの体内の老廃物を排出し、健康な肌を保つという大切な役割を担っているんです。 身体と比べて皮脂腺が大きく発達しているのがお顔の毛穴。身体と比べて皮脂腺が大きく発達しているのがお顔の毛穴。身体と比べて皮脂腺が大きく発達しているのがお顔の毛穴。人の目線を避けては通れない。 その毛穴の存在感は、肌の見た目を大きく左右し、化粧のり、化粧持ちへの影響も大きい。ファンデーションで何とかカバーしてみたものの、夕方には化粧が毛穴落ちしてしまい、逆に無残な結果に・・・。 そのような経験がある方は多いのでは? だからこそ、その対策として、今まで数々の毛穴ケアにチャレンジしてきたであろう美意識高い女性たちも これといって手ごたえもなく、あきらめたり挫折したり・・・。とりあえず習慣的に続けて入るけど、改善の手ごたえはないままとりあえず、ケアしないよりもした方が・・・それが現実ではないでしょうか!? まずは、タイプ別にその原因と対策方法を知りきちんと、自分の毛穴にあったケアをすることが大切!! ★あなたの毛穴はどのタイプ?毛穴のタイプは大きく5つ ★毛穴タイプ別の主な原因 ①黒ずみ 過剰な皮脂と、汚れが詰まって酸化し、黒ずんだ状態 ②詰まり 過剰な皮脂と、肌の落屑や麟屑が固まり、詰まった状態 ③開き 過剰に分泌され続ける皮脂を肌表面に出すため、大きく開いた状態 ④たるみ 真皮の弾力線維である、エラスチンが緩みコラーゲンが減少し、重力に負け緩んだ状態 ⑤きめの荒さ 乾燥してきめが乱れ、消失した肌に、毛穴の存在感が増し目立っている状態 ★毛穴のタイプの見極め方 ①黒ずみ 小鼻やほほの中心に多い。肉眼で見ても明らかに黒ずんでぶつぶつ見えている。 ②詰まり 小鼻やほほの中心に多い。俗にいうコメド。白くまたは半透明のつまりがぶつぶつ見えている。触れるとざらざらと感じる。 ③開き ほほの中心に多い。黒ずみや毛穴同様に肉眼でも見えている。黒ずみや詰まりも合わせ持っていることが多い。 ④たるみ ほほの中心に多い。しずくの形や楕円形に見える。年齢を重ねて気になりだす。皮膚をこめかみ方向に皮膚を引っ張ると目立ちにくくなる。 ⑤きめの荒さ 肌に触れると、肌全体が固くゴワゴワしている。ファンデーションをつけると、より毛穴の荒さが目立つ。 ★タイプ別のケア方法 ①②③のタイプには・・・ ステップ① クレンジングと洗顔のペア使用で、毛穴の詰まりや表面の皮脂を溶かして洗う。 皮脂はメイクと同じ油性の汚れ。メイクをしていない日もクレンジング使用は必須。 そのうえで、汗やほこり等の見えない水性の汚れを洗いましょう。 頑張りすぎて力が入りすぎてしまうと、 刺激により角化が早くなるため、肌の乾燥を引き起こし悪循環となります。 ステップ② 洗顔後は、化粧水と乳液の基本のケアで。肌のうるおいバランスを整えましょう。 また、毛穴パックや、スクラブ入りの洗顔料等、上手に取り入れましょう。 あまり過度に使いすぎると逆効果になることも・・・。 効果的な回数や使い方をよく確かめてから上手にケアを。 ④⑤のタイプには・・・ ステップ① まずはとにかく化粧水と乳液の基本ケアで、肌のうるおいを補い高めて。 肌の潤いが高まることにより、肌の固さやごわつきは改善しやすくなります。 ステップ② そのうえで大切なのは真皮のケア。 弾力が低下したエラスチンのバネを正常に整えたり、コラーゲンのゆるみをピンと張らせ、 減少したコラーゲンを産生する効果のあるスペシャルケアを積極的に取り入れましょう。 毛穴に全方位からクルクルとなじませたり、引き上げるようにつけたり効果を引き出せるように使い方を工夫しましょう。 ①~⑤すべてのタイプに・・・ 紫外線は、日焼けやシミを引き起こすだけでなく、乾燥や弾力の低下を招き、毛穴を目立たせます。 1年で一番紫外線量が減少する冬場も、しっかり防ぎましょう。 不規則な生活やストレスは、皮脂分泌を活発にすると言われています。生活習慣も意識して。 脂っぽい食事や刺激物の摂取を避け、バランスのよい食生活にも気を配りましょう。 最後に どんな肌悩みも、効果を実感するためには毎日コツコツと継続したお手入れが大切。 特に悩み対応のスペシャルケアは効果を急ぎがち。肌の生まれ変わりは、諸説ありますが約28日周期。 まずは3ケ月は頑張ってみてね!
続きを読む
肌の悩みは一人ひとり違う。そしてその悩みの原因・要因も一人ひとり違う。それがこれまでの常識でした。 しかしコロナ禍での、毎日長期間マスク着用による肌トラブルが老若男女問わずふりかかっているのが現実。 増してや、これからの年間で一番寒く乾燥する環境下、インフルエンザとコロナが猛威を振るう可能性が…。 ただでさえ、肌機能が低下し、複合的な悩みを抱える時期だというのに…肌荒れを恐れ、マスクをつけないわけにもいかないし。 そこで、マスクの下の肌環境を十分知り対処することでウィルスからも肌トラブルからも身を守りましょう! トラブル別対処方法:摩擦編 症状 赤み・ひりひり・カサカサ なぜ? マスクのつけ外し・話をすることでのずれによるこすれ 肌表面が刺激されバリア機能が低下。肌の潤いが低下し、症状を引き起こす。症状を抱えながら繰り返すことで悪化することも。 対処法 * 化粧水、乳液、クリーム等保湿力の高いケア品を使いましょう。 * 特に症状の歩きになる部分は、重ね付けをしましょう。 * 優しくこすらないように丁寧につけましょう。 * 肌の温度や、手のひらの温度は、温かいほうがケア品が浸透しやすくなります。 豆知識 マスクの形状・素材によっても摩擦度合いが違います。マスク選ぶ際は、吟味してみてはいかがでしょうか? トラブル別対処方法:蒸れ編 症状 ニキビ・吹き出物・べたつき・化粧崩れ なぜ? マスクの中は高温多湿。 気温の低いこの時期も暖房により室温が上昇。気温25度を超えるとマスクの中で汗をかく。湿度の低いこの時期も、マスクの中は蒸れて真夏並みかも! 結果、皮膚温が高まり汗・皮脂の分泌量が増え、アクネ菌が繁殖しやすい環境になる。マスクの摩擦で、化粧がはがれたり崩れやすい。 対処法 * 帰宅後マスクを外したらまずはお顔のケアを最優先に。 * クレンジングは摩擦のないタイプまたは量を増やして優しく丁寧に。 * 洗顔も摩擦のないタイプでやさしくいたわるように洗って。 * メイクしていない日も、クレンジングで皮脂を溶かしてから洗顔するこことがポイント! * 化粧水、乳液等の保湿ケアは必ずペアで。肌のタイプに合わせて選びましょう。ニキビ対策ラインを使うのも良いかも。 豆知識 ニキビ、吹き出物にも摩擦は厳禁。マスクを選ぶ際は吟味して。1日使用してマスクは処分し清潔なマスクを。洗って繰り返し使えるものも清潔な状態を保ちましょう。 トラブル別対処方法:乾燥編 症状 かさかさ・粉吹き・ざらざら・化粧のりの悪さ。 なぜ? マスクのつけ外しや、話をする時にずれてこすれると、肌表面が刺激されバリア機能が低下。その結果、角化が早まりうるおい機能の未熟な細胞が生まれる。 気温の低いこの時期も暖房により室温が上昇。マスクの中で汗をかき、汗で蒸れた状態でマスクを外すと、急激にうるおいが奪われ乾燥。 夏場、汗をかいて急に冷房の中に入ると、スーッとするあの状態です。 対処法 * マスクの形状・素材によっても摩擦度合いが違います。 * 化粧水・乳液はもちろん、冬にコートを羽織るように濃厚・高密なクリームまでのフルラインで惜しみなくケアしましょう。 * 乾燥した肌はデリケート。肌と手のひら指先を温め、大切なものを愛おしむように優しく包み込むようにケアしましょう。 * 特に乾燥しやすい部分は、重ね付けや部分用のケアを足してみて。 豆知識 マスクの形状・素材によっても摩擦度合いが違います。摩擦は、バリア機能を低下させ、乾燥の原因に。 肌に優しいマスクを選びましょう。 トラブル別対処方法:紫外線編 症状 マスク焼け・シミや色むらの悪化 なぜ? マスクでカバーしていない部分は言うまでもなく日焼けしますが、カバーしている部分も色や素材によっては紫外線を通して日焼けします。 黒より白、化繊素材より綿素材のほうが紫外線を通しやすいと言われています。マスクを外した瞬間の肌は蒸れて濡れているため紫外線の影響を受けやすくなります。 対処法 * ファンデーションをつけない時も、UVカットケアまたは下地をつけましょう。肌を守るためにも、ファンデーションまではスキンケアの一部。外出の時はやはりつけたいものですね。 * こすれて崩れやすいほほ骨、鼻筋、鼻先等は化粧直しをしましょう。 豆知識 マスクにつきにくいタイプのファンデーションを選びましょう。 マスクについたファンデーションは、台所用の中性洗剤を薄めて優しく押し荒いすると落ちます。肌に優しく、マスクに使えるのは中性だからこそ。 表示を確認して。汚れの強いときは、原液を使い優しく撫でこするよう洗うと落ちます。すすぎを優しく丁寧にして、キッチンペーパー等で水分を吸い取り形を整えて干せば大丈夫。毎日の習慣にしましょう。 最後に いかがでしたか? マスク生活のスキンケアと言えども、基本はやはり毎日コツコツと自分の肌に必要なケアを、正しいつけ方、使用量でつけることです。 コロナ禍でマスクをしているから大丈夫、どうせ見えないし…なんてことを考えていませんか? そんな毎日を今後も重ねていくと、いざマスクを外した時、鏡に映る自分の顔・肌に「ギョッと」させられ、気づいたときはすでに遅く、莫大な時間と莫大なケアが必要になることも! この機会に、ちょっとしたコツを取り入れて、ケアに取り組んでみてね!
続きを読む
肌にとって、超過酷な冬さえも余裕の美肌で過ごす。それは、この秋をどう過ごすかにかかっている…肌の事を知り尽くした美意識の高いあなたなら、常識だよね! 冬に起こるお肌トラブルってこんなこと 1年で一番気温が低下し、外気の乾燥に加え、暖房を入れる事での室内の湿度の低下など、冬の季節の外部環境は肌にとって過酷そのもの。うるおいが低下し、肌のバリア機能も低下する為、肌の生まれ変わりのリズムも乱れ、肌のハリを保つエラスチン・コラーゲンにも影響が。結果、かさつき、化粧のりの悪さ・小じわ、しわハリ等の様々な悩みを引き起こします。 また、日頃忙しいあなたはもちろん、多くの人が年末から年始の慌ただしい生活により疲れが溜まったり睡眠不足になりやすくなります。寒さによる体の冷えや、寒いと感じるストレスにより自律神経が乱れます。その結果、身体の内部環境が低下し、美しい肌を生み出す力そのものも低下して、肌悩みが悪化し、改善しにくくなります。 特に今年は、コロナ禍での精神的な疲労が蓄積していることも追い打ちをかけています。 そこで・・・過酷な冬でも、しっとりなめらかでハリのある美肌で過ごすためには冬を迎える前のこの時期をどう過ごすかがポイントです! 冬を迎えるポイントとは…? ①夏のダメージの蓄積を早めにリセットしよう。 紫外線・汗・冷房などの、夏の3大悪の肌ダメージの蓄積は相当なもの。涼しくて過ごしやすい季節を迎え、ついついお手入れの手を抜きがちではありませんか?紫外線ケアも手を抜かず、早めの保湿ケアの見直しが必要です。 ②初秋・中秋・晩秋と日に日に変化する自分の肌と向き合い、お手入れをカスタマイズしよう。 秋の急激な環境の変化(空気の乾燥・昼夜の気温差)等が追い打ちをかけます。朝晩のお手入れで、自分の手に感じる肌コンデションを意識して、重ねづけや使用量を増やしてみてね!美白ラインから高保湿ラインへの切り替えや、プラスワンアイテムの投入も大切。 ③冬を迎える今こそ、インナーケアが重要。 疲れ、睡眠不足、冷えによる血流の低下は、肌の生まれ変わりを低下させます。肌表面から、どんなに頑張ってケアしても、肌内部環境が低下していては効果は半減。積極的に血流を促進し、美しい肌を生み出す美肌の土台となるドリンクや、セラミド・コラーゲン等を補える機能性飲料等、優れものの美容飲料を積極的に取り入れてみては? ④体(肌)を作る栄養、特に良質なたんぱく質は毎日の食事から。 ハリを保つ線維(エラスチン・コラーゲン)や、うるおいを保つ線維も、実はたんぱく質。もちろん体内で合成されていますが、合成できない分は食事からの摂取が必要です。赤みの牛肉、マグロ等の赤身の魚、卵・チーズ・ヨーグルト、大豆等がおすすめ。 ⑤お顔の肌はもちろん、ボデイケアも手を抜かないで。 お顔の肌はケアするのに、体の肌はしないなんてことないよね。特に首や、手肌には年齢がストレートに出るもの。常に人に見られている意識を持つことが大切。人に見えない身体全体にもこだわってケアしよう。 まとめ 1. 夏のダメージの蓄積を早めにリセット 2. 変化する自分の肌と向き合い、お手入れをカスタマイズ 3. インナーケアが重要 4. 良質なたんぱく質を毎日とろう 5. ボデイケアも手を抜かない いかがでしたでしょうか?上記のことを今からしっかり対策すれば冬でも余裕の美肌ですごせます!ぜひ試してみてください。
続きを読む